「スタンフォード式 最高の睡眠」を読んだ感想
今回は、著者;西野政治「スタンフォード式 最高の睡眠」の感想と感銘を受けたポイントを3つ紹介していきます。
私がこの本を手に取った理由は
- 忙しくて満足に睡眠がとれない
- 若い頃に比べて長時間眠ることができなくなってきた。
- 疲れが中々取れない
ここ最近、上記の理由で悩んでいたからです。
一人暮らしや実家暮らしをしていた頃は基本家に帰ったら
「何もしなくていい!フリーダム!」
「自分が寝たいタイミングで好きなだけ寝る!」
というような生活でしたが、彼女と同棲するようになってからは中々そういう訳にもいかなくなってきました。
家事も分担制ですし、彼女の強い意向で「先に布団に入って寝る」ということができないのです。
ですので、彼女が家で遅くまで仕事をするときなんかは、私も一緒に起きてなければいけないのです。(我慢できずにソファで寝落ちすることもありますが・・)
今のところはなんとか頑張れていますが、いずれ限界は訪れるでしょう。
ですので、睡眠の知識を身につけて「睡眠の質」を高めよう!という結論に至り、この本を読みました。
実際にこの本を読んでみた感想を一言で表すと、
「睡眠より覚醒の大切さが理解できる」
日中に、どれだけ脳と身体を覚醒させているかが「睡眠の質」に大きく関わってくるのです。
この事実を知ってからはどんなに睡眠不足で体がダルかったとしても、無理やりにでも体をキビキビと素早く動かすように意識しました。
すると体と頭が徐々にクリアになり、ダルさが消えてやる気がみなぎってくるようになったのです!
それと同時に寝つきも良くなり、より深く眠ることができるようになりました。
今まで、睡眠不足の時は「体が疲れているから、あまり動かないようにしよう」と日中の活動をセーブしていましたが、
それはむしろ逆効果だったのです。
「疲れている時こそ動いて脳を覚醒させる」ことを意識してシャキシャキと日々を送っていきたいです!
最高の睡眠を得るための重要ポイントを紹介!
「スタンフォード式 最高の睡眠」で紹介されている睡眠メゾットの中で、特に筆者が感銘を受けたポイントを紹介していきますね。
「最初の90分」をどれだけ深くできるのかカギ!
寝始めの「最初の90分」を深くすることで睡眠の質は劇的に改善されます。
私たちは睡眠中、約90分周期でノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)を交互に繰り返しています。
寝ついたあとすぐに訪れるのはノンレム睡眠であり、最初の90分間のノンレム睡眠は睡眠全体の中でもっとも深い眠りなのです。
その一番始めにくるノンレム睡眠を深くさせることで、成長ホルモンが多く分泌されて体と脳のメンテナンスを最大限に行うことができます。
中々睡眠時間が確保できない人は、「最初の90分」を深くさせることに注力しましょう!
睡眠の質を上げるには、日中の過ごし方が重要!
睡眠と覚醒は表裏一体であり、日中に体と脳を目一杯使い覚醒させることで相乗的に睡眠の質も上がります。
覚醒する上で特に重要なのが朝です。
朝からダラダラしていると、脳が覚醒せず「日中の活動も低下」+「睡眠の質の低下」のWパンチでデメリットしかありません。
- 朝、起きたら日光を浴びる
- 冷水で顔を洗う
- テンションの上がる音楽を聴く
など、脳を覚醒させる行動を取り、シャキッとした朝を迎えましょう!
日中の覚醒度を上げ、質の良い1日を送ることで快眠レベルもグッと上がるはずですよ!
認知と行動を心がける
不眠や睡眠不足で悩む方は多いですが、それを打破するためには認知行動療法は必須項目です。
認知行動療法とは
- 正しい知識を得て理解を深める(認知)
- 翌日の活動の質・パフォーマンスを上げるための行動づけをする(行動)
この認知と行動を繰り返すことによって、物事の捉え方や対処術を少しずつ身につけていきます。
例を挙げると
「寝る直前にスマホをいじると睡眠の質が低下するという知識(認知)を知ったので、寝る直前は読書に切り替える(行動)」
簡単に説明するとこんな感じです。
療法と聞くと専門的で少し難しいイメージを持たれるかもしれませんが、実際は非常にシンプルで簡単なのです。
重度の不眠症の方は薬物療法も必要だと思いますが、軽度の方であれば認知行動療法で睡眠の改善は可能です。
不眠や睡眠不足で悩む方は、諦めずに睡眠に関する知識とそれに基づいた行動プランを考えましょう!
終わりに
「スタンダード式 最高の睡眠」の主観的重要ポイントを紹介いたしました。
「睡眠の悩みを解消したい!」
そう思っている方は、一度読んで欲しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。